前回までに、背を伸ばすのに必要な「睡眠」と「栄養」についてお話したので、今日は「運動」についてです。どういう運動が背を伸ばすのか気になるところですね。
他にもあるのかしら?
過去の背を伸ばすシリーズはこちらから。



この記事の目次
なぜ背を伸ばすのに運動が必要なのか?
背が伸びる仕組みは、骨の骨端線(軟骨成分)が伸びるから、背が伸びるんでしたよね。この骨端線に刺激を与えることによって、よく背が伸びると言われています。

ズバリ背を伸ばすのに効果がある運動は?
昔から背を伸ばすにはバレーやバスケなどのスポーツがいいと言われていますが、他にも背を伸ばすのに有効な運動はあります。
ジャンプをする運動
縄跳び、バレーボール、バスケットボール、ダンスなど。ジャンプによって膝に刺激を与えることで、背が伸びる成分の分泌を促すと言われています。
外遊び
元バレーボール選手の益子さんは、中学で始めてバレーボールを始めたそうです。女子の成長期である小学生高学年は、特別なスポーツをやっていたわけではありませんが、外でよく遊んでいたそうです。何が言いたいかと言うと、特別にスポーツなどしなくても、外で走りまわったりするだけでも十分な運動になると言うことです。ただ、昔に比べると、子供が自由に外で遊べる場所や環境は昔から少なくなっていると思います。今家でゲームばかりやっているような子の場合、公園へ連れて行ってあげたり、習い事で運動したり、学童に入って外遊びの時間を確保したりするだけでも違うと思います。
どちらにせよ、元気に体を動かすことは背を伸ばすのには必要不可欠だということは言えると思います。よく動いて体力を消費すると、お腹が空いてご飯もモリモリ食べれますし、夜もよく眠れるものです。
運動をがんばると、栄養も睡眠も質が良くなり、結果的に背が伸びるのです!
素晴らしい!
背を伸ばすのにNGな運動とは?
反対に背を伸ばすのに避けた方がいい運動もあります。
重量に逆らって力をかける運動、筋力トレーニングなど。
重量上げなど、重いものを持ち上げる運動はNGだと言われています。また、筋肉をつけ過ぎると骨が伸びにくいとも言われています。モリモリと筋肉をつけるのは、成長が止まった高校生や大学生からで十分である!
どんなによい運動でもやり過ぎは良くない
いくらバレーやバスケなど、背が伸びると言われているスポーツでも、やり過ぎはNGです。その理由は以下の通りです。
膝に負担がかかる
背が伸びるには、骨の先端にある軟骨成分(骨端線)が伸びる必要があるのですが、過度な運動により膝への負担が大きくなると、大切な軟骨成分の破損が怒ることがあるそうです。
疲れ過ぎる
疲れ過ぎると食欲がなくなることがあります。私も昔、部活をやっていたときに経験があるのですが、いわゆるバタンキューと言う状態ですね。これでは、たくさんエネルギーを消費したにも関わらず、必要な栄養素がとれないことになり、結果として栄養不足になってしまいます。
ストレスにならないように
何事も楽しんでできることが一番です。子供自身が打ち込めるものになったり、ストレス発散の場になるとよいですね。反対に負担に思っていたり、逆にストレスになってしまうと、逆効果な場合もあります。ストレスは、2次成長を早め、最終身長が低くなってしまうことがあります。
背を伸ばすのに必要な運動のまとめ
予想通り、ジャンプをたくさんするスポーツが背を伸ばすのに有効なようですね。
そして、外遊びの重要性。昔と変わらず、子供達は鬼ごっこなど走り回って遊ぶことは大好きです。だけど、そういう環境自体が減ってきていることも事実。
友達が集まれば、ゲームを持ち寄り家の中で遊ぶことが多い今の時代、毎日暗くなるまで外で遊ぶという子の方が少ないのかもしれませんね。公園に子供だけで行かせるのも躊躇ってしまうこともあります。でも、親として色々やってあげられる時間は少ないので、休みの日はなるべく公園などに連れて行ってあげたいと思いました。
また、運動をしている場合、たくさんのエネルギーが必要になります。成長期の大事な時期にエネルギー不足にならないように、食べるものには気をつけたいですね。普段の食事だけで難しい場合は、サプリメントをプラスすると効果的です。運動をしているお子さんにはプロテインが含まれているものがピッタリです。